2016年1月19日火曜日

gudachan氏のデザイン論に一言いいたい(転載記事)




デザイン論というほど大層なものでもないだろうが、朝からこんなまとめを見てムカムカしたので一言いいたい。
まずしょうもない韓国あげ日本さげにデザインを引き合いに出すなと。
例にあげられている日本の雑誌は確かにださい。でもそれはそういう客層をターゲットにしているだけ。ギャル向けのファッション誌に対して「ごちゃごちゃしてる」とか的外れもいいとこ。
日本のエディトリアルデザインが素晴らしいと言うつもりは毛頭ないけど、雑誌ひとつのデザインを切り出して日本は〜韓国は〜言うのは主語がでかすぎる。
まぁいいたいのはこれだけなんだけど、一応まとめに対する自分なりの見解も書いておく。

テプラだらけのコーヒーメーカー

「テプラはデザインの敗北」とはよく言うけど、まったくもってその通り。この店舗はさぞいろんなクレームがきたんだろうなと同情してしまう。
ただ勘違いしちゃいけないのは、万人に使いやすくするだけがデザインじゃないってこと。
白物家電のような万人向けだけどおせっかいすぎるUIも、今回のコーヒーメーカーのようなスタイリッシュなUIも、それぞれデザインのひとつの解答だと思う。
ここからは想像になるが、おそらくクライアント(とデザイナー)はセブンイレブンをおしゃれなカフェ路線に持って行きたかったのではないだろうか。
しかし現場が求めたのは白物家電のような懇切丁寧なUIだったというところか。
念のためいっておきたいのはデザイナーが独断でデザインを決められるなんてことはまずない。デザイナーが日々オナニーに励んでいると思ったら大間違いだ!
と、まぁ職業柄デザイナーにだいぶ肩入れしてしまったけど、テプラが貼られてしまうようでは結局デザインがうまく機能してないわけで、いろいろ改善はするべきなんだと思う。
高級、おしゃれ路線でいくなら押し間違いの保証くらいするべきとか、そもそもセルフにしないほうがとか、全体のシステムひっくるめたデザインとして。

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